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第二十二の鉄人   東北地方在住 瀬谷 潤
     

震災を体験し想うこと〜できるだけ身(借金)は軽くして、「まさか」に備えよう






この度の東日本大震災により、お亡くなりになられた方には、謹んでご冥福をお祈りしますと共に、被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

震災後、多くの人たちが、例えばボランティアであったり、義援金であったり、各人各様、様々な形で「今、自分自身にできること」を実践しておられます。
ぼく自身、この震災を体験した中で、一体何ができるのか?色々と考えてみました。
ひとりの人間にできることなどしれています。でもそこは、自分のできる範囲で、震災を体験し考えたこと、そして感じたことを伝えることが、「今、自分自身にできること」だと思い、投稿させていただくことにしました。

電気・ガス・水道・電話といったライフラインがすべて止まり、職場がいつ再開するかもわからず、先の見通しが立たない状況下にあって、不動産投資から得られる「家賃収入」という「不労所得」があることが、いかにありがたいことであるかは、数年前、入院し、三ヶ月以上まったく仕事ができなかった時と同じように実感しました。
しかも今回、何よりもありがたかったのは、二年ほど前に身軽になっていた。つまり、借金を完済し、無借金経営になっていた、ということです。
もちろん、まさかこんな大震災が起こるなどと予想して、借金を完済してきたわけではありません。

結婚式のスピーチでよく用いられる「上り坂・下り坂・まさか」という名の「人生の三つの坂」。その中の「まさか」が、前回は入院、今回は震災という形で、やっぱり起こるんだ、ということを痛感しました。
「まさか」は予想できません。というより、予想できないから「まさか」なんです。
まさか、借金が返せず、自宅と投資した物件が競売にかけられるとは。
まさか、自分が病気になり、長期の入院を強いられるとは。
まさか、震災に遭い、余震に怯えながら、水・電気・ガスのない生活を強いられるとは。
これら実際に体験したまさかの、何ひとつすら予想してはいませんでした。
これらのまさかを通し、ぼくが考える、まさかに備える最も有効な対策とは?
それは、できるだけ身は軽くしておく。つまり借金の負担を減らしておく、ということに尽きます。
もっとも、「借金が返せず、自宅と投資した物件が競売にかけられる」という「まさか」は、そもそも借金をしなければ起きなかった「まさか」です。
しかし、この時の「まさか」からぼくを救ってくれたのは、債務超過には陥っていなかったアパート一棟と、現金で購入していた2件の区分所有マンション。つまり、借金の負担のない物件でした。(詳しい経緯は、著書の中で詳細に述べております)

確かにインフレ経済下であれば、借金を絡めた投資戦略は非常に有効だったことでしょう。
しかし今、潮の流れは確実に変わっています。
戦後、一貫して続いたインフレ経済は完全に終息し、現在はデフレ経済。いえ、ぼくは今の経済を、デフレだなどと単純に一言で括れるとは思っていません。もっとタチの悪い「スタグフレーション」に向かっているような気がします。
収入は静かに下がりながら、生活の基盤となる物やサービスの値段はジワリと上がり始めている・・・・。

徳川家康は、「人生は重き荷を背負いて、坂道を行くが如し」という言葉を残したそうです。(細かい処、間違っていたらごめんなさい。この言葉、今は亡き父が、酔うとよく言っていた言葉です)
家康の言う「重き荷」に借金が含まれていたかどうかは分かりませんが、現在のデフレ経済下においては、借金は「重き荷」以外の何物でもありません。
「まさか」は起こるものです。そして、何時どのようなまさかが起こるのかは誰もわかりません。
そして、その「まさか」が起こった時、借金という重荷の負担感は更に増すということです。

借金には毒があります。しかも始末の悪いことに、借金から滲み出てくるその毒性は、その「まさか」という事態が起きたときに強まり、怯え、思考回路の停止から始まり、最悪の場合、自殺という死に至らしめるほどの猛毒となり、心身共に蝕まれてしまうものです。
人間、金に詰まると、心ここに在らずで、借金の対処法の類の本を読もうとしても、情けないことに、目が霞んで文字が見えなくなってしまうんです。しかも「活字」とはよく言ったもので、目に映る霞んだ文字は躍ってしまい、とても読めるような状態ではありません。
こう言うと、金に詰まったことのない方にとっては、にわかには信じられないかもしれませんが、多少なりとも借金の返済に窮した経験のある方なら、ある程度は共感していただけると思います。

貯蓄をする目的のひとつに「もしもに備えて」という理由があると思います。
投資をする目的のひとつに「もしもに備えて」という理由があっても良いと思います。
というよりも、資産形成のために始めた投資が、もしもの時に負担になってしまうようであれば本末転倒だと思います。
投資をしていることで難局を乗り越えることができた、というのが投資の本来の姿なのではないでしょうか。
だからこそ、できるだけ借金は絡めない。もしくは、できるだけ借金の負担は軽くして、何時起こるかもしれない「まさか」に備えるという投資スタンスが、デフレ経済下である今の時代、何よりも大切なのではないか、とぼくは思っているのですが、皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。

ぼく自身、震災直後の頃を想い出そうにも、なぜかモノクロのシーンしか想い浮かびません。
一体何が起こっているのか?情報源は、微かに聞こえる携帯ラジオのみです。
沿岸部では、津波で大変なことになっている、という情報は、ある程度は分かっていましたが、何せ停電でテレビを観ることはできないし、こちらも、とにかく水も食料もなく、それらを求め、長蛇の列の中で寒さに震えながら待つ、という日々を過ごしていました。
特に大変だったのが水のないことで、給水車の来る時間・場所は予め決められているのですが、時間通りに来たことはなく、給水される水の量もごくわずかでした。ただ、トイレ用の水だけは、近くの小川から汲んできて、何とかしのぎました。(近所に小川があるって、どんだけ田舎に住んでるんだ)
そんなモノクロのシーンの中で、明るい想い出がひとつだけあります。
それは、携帯電話が復旧した時です。
何年も連絡がなかった、北は旭川から南は福岡まで、本当に多くの方から携帯電話に、無事を確認する連絡を頂いたことです。
中には、開口一番「なんだ、生きてたのか」と残念がる(?)友達もいましたが、そんな連絡が、むしろ嬉しく感じたものです。
ぼくは、年賀状というものは一切書かないし、お中元・お歳暮といった類の物も一切出さない、という主義なので、いわゆる「年に一度のお付き合い」という方はいないのですが、何年も連絡がなくても、こうして心配してくれる方や、無事を残念がる悪友が全国にいるというのは、本当に嬉しく心強く感じました。

この度の大震災で被災された方にお声を掛けるにしても、沿岸部の被害の甚大さや、原発事故を思うと、ただ単に「がんばろう」などという言葉をお掛けする気持ちにはとてもなれません。むしろ「がんばり過ぎないで」と声を掛けたいです。
そこで、被災地に住む者として、全国の皆様にお願いがあります。
先ず、過度な「自粛」は控えてください。
もちろん各人が、質素倹約に努め、自粛することを否定するつもりはありませんが、社会全体から見れば、そうした日本人全体の行動は、経済の衰退を招き、強いては復興の足枷になるのではないかと思うからです。
それならば、風評に惑わされることなく、東北の被災地に来てください。
ひとりでも多くの方が実際に現地に来て、現地の物を食べ、現地で物を買い、現地の温泉に入っていただくことが、何よりも復興の支援になると思います。

借金は、踏み倒すものではなく、踏み越えるものです。
災害も同じで、踏み越えるべきものだと思います。
天は、踏み越えられない試練は与えない、と言います。だからこの災害も、必ず踏み越えることができる。ぼくはそう信じています。
日本中の、いえ、世界中の人たちが心配し、何とか力になろうと思っています。
たくさんの方々がお亡くなりになった中で、ご無事だったそのお身体を大切に。
どうか復興という明日を信じて、がんばりすぎないようにがんばってください。
今は、被災された方に、こう声をお掛けするしかありません・・・・。



著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』    マイブックル
『住宅ローン破綻 競売があなたを救う〜実践者が語る最後の解決策』    早稲田出版

オフィシャルブログ:『瀬谷流プチ不動産投資日記』

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