マンションに居住していると、様々なトラブルに見舞われます。
その最たるものが、マンションの3大トラブルといわれる「ペット」「駐車場」「騒音」等を含む「居住者のマナー(モラル)」にかかわるものです。
マンションは戸建てに比べ、平均して価格が安いのが特徴です。
また共用施設が充実しており、管理も比較的楽なので、主要な居住形態として定着してきました。
しかし、身近になった半面、居住者同士のマナーが希薄になってきたという事実もあります。
マナーの問題には2つの要因が考えられます。
一つは「住人がマンションのルール(管理規約や使用細則)を知らない」ということです。
マンションを購入した際、ほとんどの人が設置する家具や家電のパンフレットに目を通すでしょうし、その時間は非常に楽しいものです。
しかし、それと同じように興味をもって、管理規約に目を通す人はそれほど多くないと思われます。
トラブル回避の為には、皆が規約に目を通して、それを理解することが、まず第一歩となるでしょう。
もう一つは「他の居住者への配慮の欠如」です。
「自分が良ければそれで良し」といった自己中心的な人間も少なくなく、その結果マンションが荒れて住み心地が悪くなるという悪循環に陥ることもあります。
マンションに住むことは、同じ屋根の下で共同生活を営むということであると各々が認識し、お互いに配慮し合う事により、平穏な生活が営めるということを私たち理解しなければならないでしょう。
|