当社では賃貸や売買について特に部署が分かれているわけではなく、1人の営業が売買も賃貸も、時にはリフォーム等も行います。
例えば午前中に売買の契約を行い、午後からは賃貸のご案内で走り回り、夕方には水漏れの修理でお客様のお宅に伺うなどということもよくあります。
一見すると、それぞれの部署が分かれていた方が効率良いように見えます。
しかし、当社のように投資用物件を扱っている会社においては、賃貸と売買を分けない方がメリットが多いと思われます。
投資用物件の場合、賃貸と売買は密接な関係にあり、それらは切っても切れない仲といえます。
せっかく良い物件を購入しても、賃借人が決まらなければ財産ではなく単なるお荷物になってしまいます。
賃貸の取引をしていると、決まる物件・決まらない物件が理屈や統計だけではなく、感覚で分かるくらいになってきます。
それは同時に投資として良い物件かどうか、判断する感覚も身につけていることになります。
また賃貸をしていると、マンションに行く機会が非常に多いので、同時に管理人や居住者との接点も多く、図面や資料では表せない「生の情報」も仕入れることができます。
売買のみを行っていると、売る事が目的となり、その後はわからないということになりがちです。
居住用であればそれでもよいかもしれませんが、投資用の場合は利益を出すことが目的で、ご購入頂いたあともずっとご縁が続きます。
今後もそのご縁を大切にし、色々な目線からお客様にアドバイスできるように頑張っていきたいと思います。
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