住宅のリフォーム事業が活発化しているのは耳にしているが、ここへきて「ペットリフォーム時代」が到来の兆しを見せているそうだ。
ペットの市場規模は2014年の1兆4,500億円から、今年は1兆4,800億円にまでのぼるらしいが、これには昨今のペット市場における2つの変化が影響を及ぼしていると考えられている。
1つは、ペットに対する意識の変化。いまやペットはただの「愛玩動物」という位置づけから「コンパニオン・アニマル」という存在に変わってきている。(「コンパニオン・アニマル」とはペットを人間の所有物ではなく、伴侶や家族のように位置づけて扱うことの意味)
もう1つは、1頭当たりにペットにかけるコストが増加傾向にあること。
つまり、以前よりもペットと飼い主の繋がりが密接になった結果、ペットにかけるコストも上がっているということになるのだ。
また、「ペット購入層」と「リフォーム利用層」には、「40歳代以上が中心で、主要顧客層が重なっている」という共通項がある。くわえて、「ペットリフォーム」の認知度がかなり低いことなどから、市場開拓の余地は大きく、成長市場として期待できると考えられている。
個人的には私も犬を飼っているので、非常に興味がある分野である。
そう遠くない将来自分が家を買うとなった場合、やはり少しはペットの事を考えて検討することになるだろう。
今後どのように発展していくか、注目していきたいと思う。
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