今から5年前に我が家はマンションを購入しました。当時はマンションについての知識は何も持ち合わせてなく、建築・不動産・住宅ローンの知識はもちろん、管理組合の存在や、専有・共有部分といったマンション生活についての基本的なルールを何一つ知らずにマンション購入の物件選びを開始しました。
当然のように最初はまず間取りと地区からの検討です。私はマンションなんてどれも大して違いないと考えていたのですが、同じ条件の物件など一つも存在しないことに関心し、逆に興味を抱かされてしまいました。
そして迷いながらも5件・10件と見ていくうちに知識がつき判断材料が増えていきます。しかし、判断材料が増えても決断の助けにはならず、欲深なのか、賢くなったのか、ますます迷ってしまうことになってしまいました。
結局、マンション選びは自分の価値観の確立と、他人の価値観の認識も必要かなとも感じています。これは、自分が一生そこに住むのであれば問題ないですが、将来、買い替えなどで売ることを考えると、自分だけでなく他人も住みたいマンションであるということがどうしても必要となります。大多数の人の価値観はどういうものか、そして時代の流れと共にどういう変化が起こっているのか。考えることが山ほど出てきます。日々、勉強が大切です。
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